錦織、東京五輪へ「気持ちが高まっている」 再生アルミに「未来を変える」

[ 2019年7月17日 14:08 ]

「東京2020復興モニュメント」プロジェクト発表会~仮設住宅の再生モニュメント~アルミプレートへ書いたメッセージを手にする錦織圭(撮影・高橋 雄二)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、株式会社LIXIL、東京都、東京芸術大、岩手県、宮城県、福島県と連携・協力して「東京2020復興のモニュメント」プロジェクトを実施すると発表した。

 東日本大震災の被災3県の仮設住宅から回収した再生アルミ2トンをLIXILが提供し、東京芸大と被災地の中高生が協力してモニュメントを各県1個ずつ、計3個製作。東京五輪・パラリンピック大会時に被災地からのメッセージを載せたモニュメントを、多くのアスリートが目にする都内の大会関連施設に設置する。大会後にはアスリートから集めたメッセージとともに、大会レガシーとして被災3県に設置する予定だ。

 組織委の武藤敏郎事務総長によると、復興モニュメントの製作は五輪では初めての試み。国際オリンピック委員会(IOC)の了承も得て、実施が決まったという。武藤事務総長は「末永く永遠に、復興五輪のレガシーとして残れば何より」と意義を説明した。都内で開かれた会見では実物の再生アルミが披露され、LIXILから組織委へ納入された。

 会見にはLIXIL公式アンバサダーを務める男子テニスの錦織圭、宮城県出身のお笑い芸人サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしも出席。再生アルミプレートに「未来を変える」と記した錦織は「仮設住宅はどうなるんだろうという疑問があった。アスリートを応援してくれるモニュメントに変わるのは、いいことだと思った」とコメント。また、残り約1年となった東京五輪について「ちょっとずつ気持ちが高まっている。凄く近づいてきたと最近感じる。いいメダルを取れるように頑張りたい」と話し、五輪への秘策として「LIXILのシャワーとお風呂をウチに入れてもらっている。リフレッシュしながら戦いたい」と明かした。

 アルミプレートに「東北魂」と書いたサンドウィッチマンの伊達は錦織に「かっこいい」と言われ、「ここまで(被災地が)頑張ってきたあかしを世界の人に見てもらいたい」と熱望。富澤も「仮設住宅は辛い生活の象徴と言われるけど、アスリートと関わることでポジティブな気持ちに変わるのでは」と話した。

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