渡辺一平、高校で“世界”意識 3年続けた「水泳ノート」

[ 2019年7月17日 10:00 ]

2020THE STORY 飛躍の秘密

渡辺が佐伯鶴城高時代につけていた水泳ノート
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 小学5年時に北島氏と接して五輪に憧れを抱くようになった渡辺が、世界を強く意識しだしたのは佐伯鶴城高校に入ってからだ。入学早々、水泳部の下城智宏監督(49)に体育教官室に呼び出され「君は絶対に世界で戦える選手になる」と熱く語りかけられ、本気になった。小中学校時代は長い距離を泳ぎ込んできたが、高校では授業との兼ね合いもあり練習時間は約2時間。1日平均5キロにも満たない中、スピードアップと耐乳酸能力の強化を意識した密度の濃い練習をこなした。

 下城監督は「短い練習時間でいかに結果を出すかというメニュー。タイムやストロークの管理は徹底しました」と説明する。練習内容は渡辺と相談しながら組み立てており、3年間続けた「水泳ノート」は、2人のやりとりでぎっしり。3年時の夏に迎えた14年南京ユース五輪の200メートル平泳ぎで、初めて対戦したチュプコフら強敵を破って優勝を果たし、世界がグッと近づいた。

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