幕下ホープ明暗…納谷、立ち合い合わず黒星発進 豊昇龍は納得の勝利「気合?入ってますよ」

[ 2019年7月8日 16:33 ]

大相撲名古屋場所2日目 ( 2019年7月8日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所2日目>納谷は押し出しで天空海(右)に敗れる(撮影・岩崎 哲也)
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 十両昇進を目指すホープは明暗を分けた。横綱・大鵬の孫で西幕下6枚目の納谷(19=大嶽部屋)は東幕下5枚目・天空海(28=立浪部屋)との1番相撲で力を出し切れずに敗れた。立ち合いで「待った」と声を出して力を抜いたが、行司の軍配は帰っており、押し出しで敗れた。支度部屋に戻る途中で「待ったしたのでは」と問われると険しい表情で「はい」とだけ答えた。

 横綱・朝青龍のおいで西幕下2枚目の豊昇龍(20=立浪部屋)は、西幕下筆頭の彩(27=錣山部屋)との一番で2度、立ち合いが合わなかったが、3度目は突っ張りをしっかり受け止めてから前に出て押し出した。「中に入ろうと思った。良かった」と納得の内容。勝ち越せば新十両が見えてくる地位だけに「ここまで来たら思い切りいくだけ。気合?入ってますよ」と意気込んでいた。

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