ジョセフHC、“サバイバル号令”夜間スクラム解禁 ナイターの本番想定  

[ 2019年6月11日 05:30 ]

夜間のスクラム練習を見つめるジョセフHC(右)
Photo By スポニチ

 ラグビー日本代表は10日、宮崎市内での合宿を本格的にスタートさせた。今月3日に42人に絞り込まれたメンバーのうち、スーパーラグビー参戦中などの6人を除く36人が参加。3部練習で追い込む中、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は夜間のスクラム練習を初解禁。W杯本番を想定し、サバイバルに拍車をかける。

 初日から午前にフィジカルの数値を測り、午後はタックル、3対3などフルコース。さらに、指揮官はFW陣に特別テストを命じた。「セットピースを夜にやる。スクラム、ラインアウトにこだわりたい。夜のエクストラセッションは初の試み」。W杯1次リーグは4戦中3戦が午後7時30分以降の開始。ナイター練習は本番を想定したものだ。

 7月17日までの長丁場となる今合宿のテーマは「リコネクト(再結集)」。厳しい3部練習の先に、戦力の融合、そしてW杯での躍進がある。 

続きを表示

2019年6月11日のニュース