男子は作新学院トップ、女子は明秀学園日立が首位発進

[ 2019年6月11日 05:30 ]

スポニチ後援 令和元年度関東高校ゴルフ選手権団体第1日 ( 2019年6月10日    栃木県 琵琶池GC 男子=6884ヤード、パー72、那須野ケ原CC 女子=6241ヤード、パー72 )

男子団体で初日首位に立った作新学院の(左から)大栗、石川、杉原、池田、鬼沢
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 各校上位3人の合計ストロークで争われ、男子は作新学院(栃木)が、女子は明秀学園日立(茨城)がともに214で初日のトップに立った。最終日も18ホールが行われ、男子は上位15校、女子は8校が8月の全国大会(茨城・セントラルGC)に進出する。

 男子は初優勝を狙う作新学院が2位に2打差の首位発進だ。71をマークした1年生の石川は「出入りの少ない安定したゴルフができました」と2バーディー、1ボギーに満足顔。同じく71で回った3年生の杉原は、6番パー5での第1打の球をキツネに持っていかれるハプニングがあったが、パーに収めて4バーディー、3ボギー。昨年も初日首位に立ちながら逆転負けを喫しただけに「明日はみんな一致団結して、ぶっちぎりで優勝したい」とリベンジを誓った。

 女子初日トップは17年優勝の明秀学園日立。エース格の西沢は「10番のバーディーで勢いに乗れました」と後半32で69まで伸ばした。昨年12月の関東大会個人の部で優勝。今春の全国大会でも10位に入り自信をつけている。昨年は5位に終わっており、最終日へ向け「ボギーを打たないこと。チームとしてもイーブンパーを目指して」と慎重だった。1年生ながら74と踏ん張った佐藤は、「団体戦はプレッシャーもあるけど、みんなで頑張ろうという気持ち」と闘志をのぞかせていた。

 また、姉・明愛(あきえ)、妹・千怜(ちさと)の双子の岩井姉妹を擁する埼玉栄が2打差の2位につけた。3月の全国大会個人の部で優勝した明愛は69で回り「ショット、特にショートアイアンが良かった」と笑顔。昨年は1打差の2位に終わっており、千怜は「昨年は悔しい思いをしたので今年こそ」と逆転優勝を誓った。

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2019年6月11日のニュース