クラブ職人の土方 全体トップ通過に笑み「我慢できた」

[ 2019年6月11日 05:30 ]

スポニチ主催内閣総理大臣杯第50回日本社会人ゴルフ選手権関東予選マンデートーナメント ( 2019年6月10日    埼玉県 久邇CC )

Bブロック1位の土方
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 A、Bの2ブロックに分かれて争われ、大雨の中、Bブロックの土方進(44=自営)が81で回り全体のトップ通過を果たした。A、Bブロックともに14位タイまでの選手が7月6日の長野大会(軽井沢72G・北コース)から始まる関東予選の出場権を獲得した。

 トップ通過を果たした土方は、都内でゴルフ工房「1UP GOLF」を営むゴルフクラブ職人。この日はティーショットを必ずフェアウエーに置くことを徹底して意識したという。「我慢のゴルフができた」と振り返った。今までの競技人生の中で「一番苦手です」と語る会場での1位通過。70台を目標にしていたが、「パーとバーディーを安定して出せた。納得のいくプレーができた」と笑顔を見せた。

 ≪48歳林、笑顔の82≫82で回った48歳の林が2位に3打差をつけ、Aブロック1位通過を果たした。悪天候でのプレーにも「メンバーもキャディーさんも相性が良く、笑顔で回れた」とニッコリ。前半を2オーバーの38で回ったことで「いいじゃん、と思った。波に乗っていた」と調子の良さを実感したという。18歳から競技を始め、今年で節目の30周年を迎える。関東予選に向けて「もう少しアイアンの精度を上げたい」と抱負を語った。

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