両打ちゴルファー高橋慧“訪印”解いた! 計4度左利き用のクラブ使用

[ 2019年5月25日 13:25 ]

<関西OP第3日>9番セカンドでついに左打ちを披露した高橋慧(撮影・井垣 忠夫)
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 男子ゴルフの関西オープン第3日は25日、奈良・KOMACCで行われ、両打ちゴルファーの高橋慧(21=セゴビアGC・イン・チヨダ)がスイッチヒッターの封印を解いた。

 予選ラウンド2日間はアイアンの6番、8番、PWの3本が左利き用クラブだったが、この日は6Iを抜いて左の1Wを投入。「スタートホールは広いし、右も曲がっていたから」と、インスタートの10番でいきなり、左利き用の1Wを手にしてティーショットを放った。結局そのホールはパーだったが、11番でバーディーを奪う上々の出だし。その後、14番のティーショット(1W)、18番の第2打(PW)、最終9番の第2打(8I)の計4度左利き用のクラブを使用した。

 スコアは4番でロストボールなどがあり、73と1つ落とした。「前半良かっただけにもったいない」と残念がったが、日本ゴルフツアー機構の関係者が口をそろえて「聞いた事がない」という日本ツアー史上初!?の両打ちゴルファーが歴史に名を刻んだ。

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2019年5月25日のニュース