栃ノ心 鶴竜下し10勝目、大関復帰決定

[ 2019年5月25日 18:17 ]

大相撲夏場所14日目 ( 2019年5月25日    両国国技館 )

 大相撲夏場所14日目は25日、東京・両国国技館で行われ、平幕の朝乃山(25=高砂部屋、西前頭8枚目)が大関・豪栄道(33=境川部屋)を寄り切りで下し12勝2敗とし、3敗で追っていた横綱・鶴竜(33=井筒部屋)が栃ノ心(31=春日野部屋)にはたき込みで敗れ4敗目を喫したため、千秋楽前に朝乃山の初優勝が決まった。

 平幕の優勝は昨年初場所の栃ノ心(当時西前頭3枚目)以来で29人目(30回目)。高砂部屋からの優勝は朝青龍(当時横綱)の10年初場所以来9年ぶりとなった。

 また、陥落、即大関復帰を目指していた栃ノ心は鶴竜を下し10勝に到達したため、来場所(名古屋)からの大関復帰が決まった。これまで陥落、即大関復帰は5例(4力士)あったが栃ノ心で6例(5力士)目。

 13日目に勝ち越しを決めた新入幕の志摩ノ海(29=木瀬部屋)は同じく新入幕の炎鵬(24=宮城野部屋)を突き落としで下し9勝目。炎鵬は勝ち越しに王手をかけながら5連敗となってしまった。

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2019年5月25日のニュース