三浦璃来&市橋翔哉ペアは6位 「情けないまま終わりたくない」フリーで巻き返しを

[ 2019年4月12日 17:39 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦 ( 2019年4月12日    マリンメッセ福岡 )

<世界国別対抗 ペアSP>三浦 璃来・市橋 翔哉組(撮影・長久保 豊)
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 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、日本の三浦璃来(17=大阪ク)、市橋翔哉(21=関大)組は44・93点で6位だった。一番滑走の緊張感からか序盤のジャンプなどでミスが出て、得点を伸ばせなかった。三浦は「チームのみんなに申し訳ない演技をしてしまった」と悔しがった。

 昨年12月の全日本選手権の公式練習に三浦が右足首じん帯を負傷。約2カ月、氷に立てなかった。一人での練習を強いられた市橋は「難しい時間だった」と振り返る。それでも、故障明けの今年3月の世界ジュニア選手権で14位と健闘し、世界国別対抗戦の舞台に初参戦。市橋は「凄い選手たちと練習して、とても興奮していた。それが悪い方向にいってしまった。落ち着かせることができなかった」と語った。

 明日13日にフリーがある。市橋は「情けない演技のまま終わりたくない。心にたまった気持ちの悪さをなくしたい」と決意を述べ、三浦も「今季を締めくくりたい」と力を込めた。

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