19歳ツアールーキー稲見 67で急上昇5位「冷静に判断できた」

[ 2019年3月24日 05:30 ]

女子ゴルフツアー Tポイント×ENEOS第2日 ( 2019年3月23日    大阪府 茨木国際GC=6219ヤード、パー71 )

Tポイント×ENEOS第2日 3アンダーの5位タイに浮上した稲見(撮影・井垣 忠夫)
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 本格ツアー参戦1年目の稲見萌寧(19=都築電気)がベストスコア67をマークし、前日の14位から首位に2打差の通算3アンダー、5位とツアー初優勝を狙える位置まで順位を上げてきた。元世界ランク1位・申ジエ(30=韓国)が通算5アンダーで首位キープ。“黄金世代”小祝さくら(20=ニトリ)ら3人が首位に1打差の通算4アンダー、2位グループを形成している。

 米ツアー2勝の畑岡奈紗を筆頭にした“黄金世代”でも、アマチュア世界ランク14位・安田祐香ら有望株のそろう2000年度生まれの“ミレニアム世代”でもない。2つの世代に挟まれた1999年度生まれの稲見が大仕事をやってのけようとしている。

 「冷静に物事を判断できたのが良かったと思います」

 上空を舞う冷たく重い北風に多くの選手がショットを乱す中、グリーンを外したのは1ホールだけ。その10番もグリーン奥のカラーから8メートルをパターで流し込み、バーディーを奪った。風の判断ミスから72と伸び悩んだ大会初日のゴルフをきっちり修正。ストレス軽減のためのチョコを口にしながら、ツアールーキーとは思えない安定度抜群のゴルフを見せた。

 稲見のゴルフは豊富な練習量に支えられている。10歳でゴルフを始めた時から1日10時間の猛練習を続けてきた。「最初から楽しくて時間が過ぎるのはあっという間でした。ゴルフが好きなのもありますし、もう習慣になってます」。ゴルフに専念するため高校は通信制に進み、高校1年の春には早くもプロツアーデビュー。わずか2戦目の15年中京テレビ・ブリヂストンで一時首位争いを演じ、いきなり10位に。天才少女と注目を集めた。

 その稲見が昨年のツアー予選会で103位と挫折を味わった。この先、出場が確定しているのはわずか2試合。「一試合一試合、優勝するつもりでいくしかない」と最終日も背水の陣で臨む。

 ◆稲見 萌寧(いなみ・もね)1999年(平11)7月29日生まれ、東京都出身の19歳。10歳の時に父・了(さとる)さんの勧めでゴルフを始める。通信制の日本ウェルネス高1年時からプロツアー参戦。16年樋口久子・三菱電機では8位に。高2から2年間、ナショナルチームで勝みなみらとプレーした。昨夏のプロテストに一発合格。得意クラブはアイアン全般。日本ウェルネススポーツ大在学中。都築電気所属。1メートル66、58キロ。血液型A。

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