セレブによる大量裏口入学事件 ゴルフのミケルソンにも波及…不正関与については否定

[ 2019年3月15日 12:02 ]

裏口入学への関与を否定したミケルソン(AP)
Photo By AP

 女優、実業家らを巻き込んだ名門大学への裏口入学事件で、ゴルフのメジャーで通算5勝を挙げている米国のフィル・ミケルソン(48)が14日、総額2500万ドル(約28億円)の謝礼を受け取っていたウィリアム・リック・シンガー被告が運営する受験指導を目的にした営利団体「エッジ・カレッジ&キャリア・ネットワーク」と契約していたことを明らかにした。

 フロリダ州で開催されている「プレーヤーズ選手権」で第1ラウンド終了後に語ったもので、スポーツ専門局のESPNによればミケルソンは「ここ数日間は、すべての人と同じようにショックを受けた」とコメントしている。

 ミケルソンには3人の子どもがいて、長女はすでにアイビー・リーグのブラウン大に入学。次女と長男が高校生で受験を控えているという。

 ミケルソンは不正工作の温床となったシンガー被告が運営する慈善団体「キー・ワールドワイド」に寄付はしておらず、あくまで“正規”のビジネス上の顧客として受験に必要なアドバイスを受けていたもの。「エッジ・カレッジ&キャリア・ネットワーク」のサイトではエイミー夫人ともども「お客様の声」の欄で登場していたが、「私たちは不正には関与していない」と、裏口入学への働きかけについては真っ向から否定した。

 今回の事件では人気ドラマの「デスパレートな妻たち」に出演した女優のフェリシティ・ハフマン容疑者(56)や「フルハウス」のローリー・ロックリン容疑者(54)ら人気女優2人を含む弁護士、デザイナー、実業家ら50人(子どもの保護者は33人)が起訴されており、シンガー被告は“セレブ資金”をもとにして、大学進学の適性試験「SAT」や「ACT」での不正や、本来なら大学のスポーツチームに入れないはずの子どもをスカウトさせるためにコーチらへの賄賂の手配を画策していた。

 なおミケルソンはプレーヤーズ選手権の第1ラウンドで2オーバーの74と苦闘。3番(パー3)ではトリプルボギーを叩き、首位に9打差の104位と出遅れた。
 

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