15歳の4回転ジャンパー佐藤駿 来季サルコーも挑戦へ「完璧なところに持っていけるように」

[ 2019年2月26日 11:59 ]

フィギュアスケート・チャレンジ杯を終えて帰国したジュニア男子の佐藤駿
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 フィギュアスケート・チャレンジ杯(オランダ・ハーグ)のジュニア男子で優勝した佐藤駿(15=埼玉栄中)が26日、成田空港に帰国した。同大会はSP、フリーとも1位での頂点。「自分が満足いく結果というか。フリーはあまりよくなかったんですけど、収穫はあった」と振り返り、「スケーティングだったりフリップのエッジエラーだったり、スピンのレベルが取れてなかったりしていた。そこを来シーズン直していきたい」と語った。

 「今シーズン最後の試合で優勝できたことは大きい。そこはうれしかった」と話した佐藤は「(ジュニア)GPシリーズには出られなかったんですけど全日本ジュニアだったり全中では去年より良い成績が残せた」と今季を総括。来季もジュニアとして「さらにいい成績が残せるように頑張りたい。GPシリーズに出ることが目標」と話した。

 今季から4回転を組み込むが、さらなるレベルアップも目指す。「曲の中でトーループしかやっていない。サルコーも入れて、完璧なところに持っていけるようにしたい」と意気込み「ジャンプの練習の方が多くなってしまっている。ステップもしっかり練習してレベルが取れるように頑張りたい」と総合力も上げていく構えだ。

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2019年2月26日のニュース