貴景勝 大関獲りへ始動 注目も大歓迎「誰やおまえ、と言われるより100倍幸せ」

[ 2019年2月26日 15:09 ]

貴大将を背負い下半身を鍛える貴景勝
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 大相撲の東関脇・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)が26日、大阪市生野区内で、大関昇進を目指す春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け始動した。付け人を背負ってのスクワットや土俵を周回するうさぎ跳びで下半身を強化。ぶつかり稽古では迫力たっぷりの強い当たりを見せつけ、「基礎を徹底的にして、力を出せる状態に持って行くようにした。感触?いいんじゃないですか」と納得の表情を見せた。

 注目を集める大関獲りの舞台。27日から相撲を取る稽古を開始する。いきなり“モンゴルの怪物”逸ノ城(湊部屋)が出稽古に来る予定で、先場所痛めた右足裏の状態も「バッチシ」と強調。勝負の土俵へ相撲勘を取り戻していく。

 平成最後の土俵で中心となる22歳。重圧もはね返すつもりで、「“誰やおまえ”と言われるよりいい。100倍、幸せ。喜ばせられるのも、がっかりさせるのも自分。頑張ろうと思う」とファンの期待を背負い、夢へと向かう。

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2019年2月26日のニュース