幕内最小兵 照強 新入幕を果たす「まだまだ満足はしていない」

[ 2019年2月26日 06:09 ]

番付表を手にガッツポーズを決める照強(撮影・後藤 大輝) 
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 照強(24=伊勢ケ浜部屋)が、兵庫県出身として17年初場所の貴景勝以来となる新入幕を果たした。身長1メートル69は豊ノ島と並んで幕内最小兵。豊富な稽古で培ったスピードと、トレーニンで鍛えた下半身の強さを武器に新たなステージに上がった。「まだまだ満足はしていない」と精進を誓う若武者にとって、十両以上に大型化する幕内力士対策は急務。ヒントは身近なところにあった。

 「するどい立ち合い。日馬富士関が見本」。兄弟子だった横綱を参考に、まずは勝ち越しを目指す。

 阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日に、兵庫県洲本市の病院で生まれた。被災者からは希望の星として期待されている。「そういう人たちに、いい相撲を見せたい気持ちはある」と“ご当所場所”に気合を入れた。

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