ゴールボール日本女子、決勝でトルコに敗北「相手のレベルが上がっている」

[ 2019年2月4日 05:30 ]

ゴールボール女子 ジャパンパラ4カ国対抗最終日 ( 2019年2月3日    千葉ポートアリーナ )

決勝のトルコ戦でボールを投げる小宮(左)
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 12年ロンドン・パラリンピック金メダルで最新の世界ランキング4位の日本は決勝で同2位の16年リオデジャネイロ・パラリンピック覇者トルコに0―3で敗れた。3位決定戦は世界1位のブラジルが同6位の米国を6―5で退けた。次回大会は9月にパラリンピックのテスト大会を兼ね、本番会場となる千葉市・幕張メッセで行われる。

 前回パラリンピックの準々決勝敗退から女王返り咲きを期す日本は、トルコに今大会3戦全敗と力の差を痛感させられた。警戒したのは、1次リーグで対応できなかった弾む球。だが相手エースが裏をかくように投げた地をはうような速い球が止められず、その攻撃の多彩さに翻弄(ほんろう)された。04年アテネ大会から全てのパラリンピックに出場の小宮は「凄く悔しい。攻守とも相手のレベルが上がっている」と危機感を募らせた。

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