「鳥人」ニッカネン氏が死去、55歳 W杯46勝、五輪金4個

[ 2019年2月4日 17:54 ]

死去したマッチ・ニッカネン氏
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子で圧倒的な強さを誇り「鳥人」と呼ばれ、冬季五輪で金メダル4個を獲得したマッチ・ニッカネン氏(フィンランド)が死去したと4日、国際スキー連盟(FIS)の公式サイトが伝えた。55歳だった。死因は不明。現役引退後は飲酒の問題に悩まされていた。

 1984年サラエボ五輪の90メートル級(現ラージヒル)で金メダル、70メートル級(現ノーマルヒル)で銀メダルに輝いた。88年カルガリー五輪で団体を合わせ、現在もジャンプ選手でただ一人の1大会3冠を成し遂げた。4度の総合優勝を飾ったワールドカップ(W杯)では通算46勝をマークし、2013年にグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)に抜かれるまで最多記録だった。(共同)

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2019年2月4日のニュース