スーパーボウル ハーフタイムショーに米メディアは辛らつ評価 論争を呼んだマルーン5

[ 2019年2月4日 15:05 ]

ハーフタイムショーでステージに登場したマルーン5のアダム・レビーン(AP)
Photo By AP

 第53回スーパーボウルのハーフタイムショーにはロサンゼルスで結成された人気バンド「マルーン5」と、多くの支持を集めているラッパーのトラビス・スコット(26)と、ビッグ・ボーイ(43)が出演したが、米国内のメディアの評価はいまひとつだった。

 USA―TODAY紙は「可もなく不可もないパフォーマンス。このイベントに対してこれでいいのか?」と疑問を投げかけ、AP通信のメスフィン・フェカドゥ記者は「マルーン5を表現する言葉として無、退屈、普通、眠気、とるにたらない、満たされない、不要」などが挙げられるだろうと記した。

 もともと試合が行われたアトランタはヒップホップの聖地で、マルーン5の曲調が合わないとする意見があり、途中からスコットの横でダンスを始めたマルーン5のボーカル、アダム・レヴィーン(39)のパフォーマンスにも違和感を訴える意見が続出。レヴィーンのボーカルとゴスペルのバックコーラスも“ミスマッチ”と指摘された。

 大きな問題やハプニングなどはなかったが、無難にこなしすぎたゆえに評価が上がらなかったパフォーマンス。歌い終えたスコットが背中からステージ下のファンに向かって倒れこむ場面が「唯一のハイライト」とも報じられた。

 今回のハーフタイムショーを巡ってはかねてから論争がぼっ発。国歌吹奏時に膝をついてリーグを追われた状況になっている元49ersのQBコリン・キャパニック(31)への支持を訴えるために、ハーフタイムショーのオファーを受けていたリアーナやカーディ・Bらは出演を断っていた。

 昨年の第52大会で同じくオファーを拒否したヒップホップ界の大御所、ジェイ・Z(49)は、スコットに対して出演を断るように訴えたほど。結局、ハーフタイムショーの出演者が公表されたのは1月に入ってからで、微妙な「立ち位置」を察してか、マルーン5はアトランタ入りしてからの公式会見をキャンセルしていた。

 キャパニックがどこかのチームと契約してNFL復帰を果たさない限り、来年もまたオファーを断るアーティストが出てくる可能性が大。NFLの関係者にとっては悩み多き“演出”になりそうだ。

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