体操ニッポン復権へ、フィジカル指導見直しも

[ 2019年2月3日 18:17 ]

体操日本男子の水鳥寿思強化本部長
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 体操男子の水鳥寿思強化本部長(38)が3日、代表スタッフにフィジカル専門のトレーナーを加える可能性を示した。

 昨年の世界選手権団体総合を制した中国での合宿を終え、羽田空港に帰国。中国はフィジカル専門のフィンランド人トレーナーのもと、故障予防のため関節の可動域を広げるトレーニングなどにも積極的に取り組んでいる。日本にはケアに長けたトレーナーはいるが、フィジカルのトレーニングは各選手のコーチに任されているのが現状。水鳥強化本部長は「フィジカルの専門的な指導をもう少し入れる必要がある」と話した。

 また、現地では中国のコーチの細かな指導も印象に残った。「(平行棒の世界王者)鄒敬園の動きにも指導している。そこまで徹底しているんだと感じた」と振り返った水鳥強化本部長は、「選手の感覚を大切にしながら自分で考えるのも大事だけど、(姿勢の)角度をしっかり注意していくことも不可欠」と話した。

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2019年2月3日のニュース