山の神“控え”橋本崚が青学大出身者初のMGC切符 「地元の声援が力に」

[ 2019年2月3日 15:06 ]

ゴールし、抱き合う5位の橋本崚(奥)と6位の岩田勇治
Photo By 共同

 2020年東京五輪代表選考大会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC、今年9月15日開催)の選考会を兼ねた、別府大分毎日マラソンが3日、大分市の高崎山・うみたまご前をスタートし、別府市を経由して大分市営陸上競技場にフィニッシュするコースで行われた。ヒシャム・ラクーアヒ(モロッコ)が2時間8分36秒で優勝。二岡康平(24=中電工)が2時間9分15秒で日本人最上位の4位に入り、MGC出場権を獲得した。二岡に加え、5位で2時間9分29秒の橋本崚(25=GMOアスリーツ)、6位で2時間9分30秒の岩田勇治(31=MHPS)もMGC出場権を手にした。

 橋本は、青学大時代は「山の神」神野大地(25=現セルソース)の控えで、1度も箱根駅伝を走ることができなかった。だが、GMOアスリーツ入り後、レベルアップ。同社のホームページで、今年の目標を「マラソンで2時間9分台を出す」と記していたが、青学大出身者として初めてMGC出場権を獲得した。大分西高校時代は、この別府大分毎日マラソンの補助員として給水担当をしたたこともあり、レース後は「地元の声援が力になりました」と笑顔を見せていた。

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2019年2月3日のニュース