“野獣”松本が引退 柔道女子57キロ級、ロンドン五輪金

[ 2019年2月3日 05:30 ]

引退することが分かった松本
Photo By 共同

 柔道女子57キロ級で12年ロンドン五輪金メダルの松本薫(31=ベネシード)が現役を引退することが2日、分かった。昨年11月の講道館杯1回戦で敗退し、第一線を退く意向を表明していた。来週にも会見を開き、正式に発表する。

 松本は石川・金沢学院東高(現金沢学院高)から帝京大に進んで頭角を現し、闘志むき出しの柔道スタイルなどで「野獣」の異名で親しまれた。世界選手権は2度制覇。銅メダルだった16年リオ五輪後に休養し、結婚。17年6月に第1子となる長女を出産後、「ママでも野獣」と宣言して復帰したが、全日本柔道連盟の強化指定選手から外れていた。

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2019年2月3日のニュース