内村航平、中国で感じた練習に対する姿勢の差「まだまだ、と思わされた」

[ 2019年2月3日 17:31 ]

中国合宿から帰国した内村
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 体操男子の内村航平(30=リンガーハット)らが3日、中国・北京での合宿から羽田空港に帰国した。

 18年世界選手権の団体総合を制した中国のトップクラスと1週間の合同トレーニング。印象に残ったのが中国勢の練習に取り組む姿勢だ。「日本の選手より命をかけて、人生をかけてやっている感じはあった」。もちろん、内村も体操に真摯に向き合ってきた自負はある。「僕も命をかけてというか、人生をかけて取り組んでいるつもりだった」とする一方で、「まだまだ、と思わされる部分もあった」と話した。

 合宿に参加したチームメートには、内村が感じた差はあえて伝えていない。「たぶん同じようなことをみんな思っているはず」とし、「何も感じていなかったら終わり。僕が言う前に感じ取って欲しい」と期待を寄せた。

 11日には中国代表が来日し、味の素ナショナルトレセンで練習をともにする。「中国で見せつけられた分、次は日本が見せつける番。いつも通りやっていこうかなと思う」。30歳にして新たな刺激を受けたキングが、体操ニッポンをけん引する。

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2019年2月3日のニュース