陵侑 今季最低14位、フライングヒル「全然伸びない」

[ 2019年2月3日 05:30 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子 ( 2019年2月1日    ドイツ・オーベルストドルフ )

W杯ジャンプ男子第17戦 14位に終わった小林陵(AP)
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 今季初めてフライングヒルによる個人第17戦(ヒルサイズ=HS235メートル)が行われ、日本勢は個人総合首位の小林陵侑(土屋ホーム)が205・5メートル、210メートルの合計385・5点で14位になったのが最高だった。18歳のティミ・ザイツ(スロベニア)が220メートル、233・5メートルの430・1点で1回目の6位から逆転し、W杯初優勝を果たした。小林潤志郎(雪印メグミルク)は21位、葛西紀明(土屋ホーム)は29位で終えた。佐藤幸椰(雪印メグミルク)は34位、中村直幹(東海大)は38位で、ともに2回目に進めなかった。伊東大貴(雪印メグミルク)は体調不良で欠場した。

 本戦1回目の最後に登場した小林陵はわずか205・5メートルで着地すると、頭を抱えた。2回目は距離は伸ばしたものの順位を落とし、今季自己最低の14位に。前週までの16戦で9勝を挙げた舞台はいずれもラージヒル。フライングでの22歳は別人のようだ。「毎回同じことばかりで解決しない」と、いらいらした口調で話す。毎年のフライング初戦で同じ問題に悩まされるという意味だそうで「(飛行の位置が)最初は凄く高いけど、そこから落ちる一方。伸びが全然ない」と首をかしげた。

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2019年2月3日のニュース