渡辺雄太が3点シュート成功 NBAの日本人選手では5190日ぶり 出場17分と5得点は自己最多

[ 2019年1月20日 12:55 ]

渡辺雄太(AP)
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 NBAグリズリーズのフォワード、渡辺雄太(24)が19日にカナダ・トロントで行われたラプターズ戦で出場7試合目にして初めて3点シュートを成功させた。

 55―80と大差がついた第3Qの6分33秒からグリズリーズの10人目の選手としてコートに登場し、第4Qの2分5秒、右45度から放った距離27フィート(約8・2メートル)のシュートをリングに沈めたもの。デビューから通算3本目での初成功で、その25秒後には左サイドのコーナーから再び3点シュートを放ったが、これはリングに嫌われた。

 それでも第4Qの残り40・4秒にはペイント付近から距離12フィート(約3・7メートル)のジャンプシュートも決めてこの日は5得点。17分のプレータイムを含め、NBA7試合目で得点も自己最多(これまでは2得点が4回)となった。

 NBAで日本人選手が3点シュートを決めたのは、2004年11月3日に田臥勇太(当時サンズ)がデビュー戦となったホークス戦で1本を成功させて以来。NBAで史上2人目の日本人選手となった渡辺は、5190日ぶりに絶えて久しかった記録欄に「1」という数字を書き込んだ。

 ただしグリズリーズは90―119(前半48―55)で大敗し、5連敗を喫して19勝27敗。センターのマーク・ガソル(33)が腰痛、ジョアキム・ノア(33)が個人的事情で欠場し、ドラフト全体4番目に指名されたフォワードのジャーレン・ジャクソンJR(19)が16得点を稼いだものの、後半に入って一気に点差は開いた。ラプターズも東地区全体2位とはいえ、大黒柱のカワイ・レナード(27)が休養で欠場して戦力を欠いた状態は同じだったが、第3Qには連続14点を奪取して力の差を見せつけた。

 2メートル6の渡辺は3点シュートを1本決めたが、速攻からのレイアップをラプターズのガード、ディロン・ライト(26=1メートル96)にブロックされたり、トラベリングをコールされるなど課題も残した内容。ラプターズの成長株、パスカル・シアカム(24=2メートル6)とのマッチアップではゴール下でシュートを決められており、奮闘はしたものの攻守両面でさらなるステップアップが必要になりそうだ。

 一方、ラプターズは35勝13敗でここ8戦では7勝目。ホームでは今季20勝4敗と抜群の強さを見せつけている。レナードは不在だったが、シューターのダニー・グリーン(31)が第3Qだけで7本の3点シュートを成功させ(チーム新記録)、今季自己最多の24得点をたたき出してグリズリーズを突き放した。

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