清風高3年の三輪がスーパーファイナル2位「五輪への第一歩」

[ 2018年11月23日 21:53 ]

体操・個人総合スーパーファイナル ( 2018年11月23日    高崎アリーナ )

鉄棒の演技を終えガッツポーズする三輪哲平
Photo By 共同

 新設された国内トップのオールラウンダーが集う大会で清風高3年の三輪哲平が、84・132点で2位に入った。来春の個人総合W杯シリーズの代表の座をつかみ、「東京五輪への第一歩になった」と充実感に浸った。

 今夏の全国高校総体の個人総合を制した17歳は、跳馬や平行棒、鉄棒で高得点をマーク。協会推薦での出場ながら健闘し、「出ることに決まってから優勝という高い目標を持って取り組んできた。高い目標があったからこその、この結果」と淡々と振り返った。

 静岡県清水市出身。親元を離れ、大阪の清風高に進学し、実家に帰省したのは今夏の1度だけ。「帰りたい気持ちはあったけど、休むより大事なことがある」。目標はまだ話したことがない内村航平(リンガーハット)。「世界のトップに立ち続けるのは心の底からすごい」。キングの背中を追う17歳が、2年後の夢舞台へ輝きを放ち始めた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月23日のニュース