絵理香 4位発進!苦手コースで初のノーボギー「記憶にない」

[ 2018年11月23日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第1日 ( 2018年11月22日    宮崎県 宮崎CC )

<リコーカップ初日>18番、ホールアウトして小祝さくら(左)と握手をかわす菊地絵理香(撮影・白鳥 佳樹)
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 菊地絵理香(30=オンワードホールディングス)がボギーなしの3バーディーで回り、3アンダー、69で首位と4打差の4位につけた。例年25人程度が出場するこの大会は過去5度出場し、最高成績は18位。苦手な最終戦で今季初Vを目指す。7アンダーで回ったペ・ヒギョン(26=韓国)が単独首位に立った。

 6年連続最終戦出場の菊地は、今大会で初めての60台に驚きの表情を浮かべた。

 「このコースでノーボギーは初めて。60台も記憶がない…」。3つのバーディーのうち、パー3の8番以外はいずれもフェアウエーをキープして奪ったもの。フェアウエーキープ率は71・4%だが、「ラフのときもライは悪くなかった。ティーショットがよかった」とうなずいた。

 オフには合宿を行い、行きつけのお店も複数ある「好き」な宮崎。一方、宮崎CCで行われる今大会の最高順位は18位と「全然苦手」と苦笑いする。だが、昨年よりラフが5ミリ以上伸びて難易度が上がったことが、いい刺激になった。「例年よりも集中してティーショットを打てている。それがよかったのかな」と好成績の要因を分析した。

 15年から毎年1勝ずつを挙げてきた菊地にとって、この試合は連続勝利を4年にするためのラストチャンス。「今日は今日。良い意味で忘れて、また頑張ります」と気を引き締めた。

 ▼1位ペ・ヒギョン 今季自己ベストに並ぶ7アンダーで単独首位発進した。「(13番の)ロングホールで落としたのがマイナスで、85点くらいですね」。圧巻は2つのイーグル。パー5の9、11番ともにピンまで残り220ヤードを5Wで2オンさせた。1日2つは自身2度目。5月の中京テレビ・ブリヂストン・レディース以来の今季2勝目へ「3日間1Wの調子さえ良ければいい成績が出るかなと思います」と自信を口にした。

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