リーチ主将「懐かしい」思い出のスタジアムで最終調整 ラグビー日本代表 24日深夜ロシア戦

[ 2018年11月24日 00:43 ]

ラグビーリポビタンDツアー2018最終戦   日本―ロシア ( 2018年11月24日    英グロスター )

24日のロシア戦への抱負を語るリーチ主将(撮影・吉田 剛)
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 日本代表は23日、会場となるキングスホルム・スタジアムで最終調整を行った。24日は19年W杯日本大会の開幕300日前の節目であり、ロシアはその開幕戦の対戦相手。日本代表にとって今年最終戦でもあるなど、さまざまな要素を含む試合となる。

 約1時間の練習後、取材に応じたフランカーのリーチ・マイケル主将(東芝)は「懐かしい。ここで3試合をしたし、最後の試合もここだった」と懐かしんだ。会場は3年前のW杯イングランド大会で、日本がスコットランド戦、米国戦を行ったスタジアム。大会直前にもジョージア戦を行っており、15年W杯代表メンバーにとっては思い出深い会場だ。

 リーチやWTB福岡堅樹(パナソニック)ら数人は、10月26日の世界選抜戦から4試合連続での先発となる。試合間には強度の高い練習も行っており、「自然と疲労はたまります。これでたまっていなかったら、今まで何をしていたんだということになる」と冗談半分で吐露したが、今回はCTB梶村祐介やフッカー堀越康介(ともにサントリー)ら若い選手も登録メンバー入りし、「チームに元気が出た」と手応えを語った。

 最後に直接対決したのが5年前のロシアは、日本にとって未知数の相手。映像などから体格が大きく、モールやスクラム、密集でのボール争奪戦などFWに強みを持つチームと分析しているという。万が一敗れれば、今秋は4戦全敗で終えることになる、背水の陣でもある。リーチは「相手の(スローな)スピードに付き合わずに、スピードを上げてプレーしたい」と白星への鍵を挙げた。

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2018年11月23日のニュース