手嶋多一、連続賞金シード22年で途切れる…「もう十分です」 宮本ら実力者も陥落

[ 2018年11月23日 22:45 ]

男子ゴルフ カシオ・ワールドオープン第2日 ( 2018年11月23日    高知県芸西村 Kochi黒潮カントリークラブ(7335ヤード、パー72 )

 現役最長となる23年連続の賞金シード獲得を目指した手嶋多一(50=ミズノ)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算4オーバーの68位で2打及ばずに予選落ち。記録更新はならなかった。

 「もう十分ですよ。26歳から50歳までやってきたんですから。来年もおかげさまでまだ(ツアー競技に)出られるってことなのでまた、何か新しいことに挑戦しながら頑張りたいと思います」

 14年にメジャーの日本プロ選手権を制して得た5年の長期シードが来年まで有効。来シーズン、賞金シード復活を目指す。

 手嶋のほかにも宮本勝昌、高山忠洋らベテラン勢が長年守り続けてきた賞金シード権を手放すことになった。

 ▼68位松村道央 全然ダメでしたね。手応えがつかめそうな瞬間はあったんですが、ずっと今イチな1年でした。(賞金ランク87位。連続賞金シード獲得は10年でストップ)

 ▼79位薗田峻輔 自己責任なんですけど今週はグリーンとの相性が悪かったと言っておけばポジティブに考えられるかな。(賞金ランク120位。連続賞金シード獲得は8年でストップ)

 ▼79位永野竜太郎 1年間うまくいかなかったですね。やり切った感が全然ない。(賞金ランク82位。連続賞金シード獲得は6年でストップ)

 ▼86位宮本勝昌 残念ですね。(不振の原因が)分かればもっと対処できたと思います。(賞金ランク71位。連続賞金シード獲得は18年でストップ)

 ▼86位山下和宏 残念ですけどしょうがないです。自分の持ち味である100ヤード以内のショットが良くなくてそれで1年が過ぎてしまいました。(賞金ランク94位。連続賞金シード獲得は10年でストップ)

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2018年11月23日のニュース