宇良、復活V! 重圧はねのけ7戦全勝「普通にうれしい」

[ 2018年11月23日 13:58 ]

大相撲九州場所13日目 ( 2018年11月23日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所13日目>三段目優勝を決めた宇良は笑顔を見せる(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 角界きっての業師が復活V!東三段目33枚目の宇良(26=木瀬部屋)が輝富士を押し出し、7戦全勝で優勝した。宇良の優勝は序ノ口デビューした2015年夏場所以来。三段目では初めて。序二段と幕下では優勝決定戦に進んだことがある。

 「さすがにきょうは緊張しました。意識してしまった。普通にうれしいです」

 6番相撲で琴手計に勝ったときに「これで、最後を落としたら申し訳ない」と優勝を意識しはじめたが、プレッシャーをはねのけた。

 もちろん、ゴールは先にある。「目標は関取に戻ること。ケガをしないように。次の場場所が本当に勝負。思い切って力を出せるようにしたい」。幕下が予想される初場所(1月13日初日、両国国技館)に向けて意気込んだ。

 宇良は幕内上位だった昨年秋場所で右膝前十字じん帯を断裂し、3日目から休場。翌九州場所からは5場所連続で全休し、三段目下位まで番付を落とした。先場所から本場所に復帰している。

 宇良は大阪市寝屋川市出身。関西学院大出身。身長1メートル74、体重134キロ。

続きを表示

2018年11月23日のニュース