ウォリアーズのトンプソンが14本の3点シュートを成功 同僚カリーのNBA記録を更新

[ 2018年10月30日 14:13 ]

ブルズ戦で14本の3点シュートを決めたウォリアーズのトンプソン(AP)
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 ウォリアーズのクレイ・トンプソン(28)が29日にシカゴで行われたブルズ戦で3点シュートを14本成功(試投24本)させて圧巻の52得点をマーク。2016年11月のペリカンズ戦でチームメートのステフィン・カリー(30)がマークしていた3点シュートの1試合最多成功本数記録(13本)を2年ぶりに更新した。

 今季のトンプソンは3点シュートが不調。昨季は44・0%の成功率を誇っていたが、今季は開幕から7試合を消化した時点で2本以上決めた試合はなく、成功率は13・9%(36本中成功5本)にまで低下していた。

 ところがブルズ戦では第1Qに6本、第2Qと3Qにそれぞれ4本ずつ成功。第3Qの7分7秒に14本目を決めて早々とカリーの記録を更新した。点差が開いたために第4Qは出場しておらず、わずか27分のプレータイムで新記録を樹立してしまった。

 試合はウォリアーズが149―124(前半92―50)で圧勝し、5連勝を飾って7勝1敗。トンプソンが“長距離砲”をさく裂させたこともあって、前半の92点はハーフの歴代2位に相当するハイスコアだった。

 ブルズは2勝5敗。ザック・ラビーン(23)が21得点を稼いだものの、トンプソンのシュート攻勢を防げず、勝負は前半で決着してしまった。

 全勝同士の対決はバックスが地元ミルウォーキーでラプターズを124―109(前半62―53)で退けてチーム記録に並ぶ開幕7連勝。大黒柱のヤニス・アデトクンボ(23)は脳震とうで欠場したが、相手のラプターズも主力のカワイ・レナード(27)が休養で登録されておらず、チーム一丸となった戦い方で東地区のライバルを振り切った。

 レナードを欠くラプターズは7戦目で初黒星。この結果、開幕から2週間を経過して無敗となっているのはバックスだけになった。

 <その他の結果>

トレイルブレイザーズ(4勝2敗)103―93*ペイサーズ(4勝3敗)

*76ers(4勝3敗)113―92ホークス(2勝4敗)

キングス(4勝3敗)123―*ヒート(3勝3敗)

*ナゲッツ(5勝1敗)116―111ペリカンズ(4勝2敗)

*ニックス(2勝5敗)115―96ネッツ(2勝5敗)

*ティンバーウルブス(3勝4敗)124―120レイカーズ(2勝5敗)

*スパーズ(4勝2敗)113―108(延長)マーベリクス(2勝5敗)

 *はホームチーム

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