松山 風ニモ負ケズ3差まずまず11位発進、右手首「大丈夫」

[ 2018年10月19日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー CJカップ第1日 ( 2018年10月18日    韓国・済州島 ナインブリッジズ=7196ヤード、パー72 )

第1ラウンド、1アンダーで11位の松山(左)
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 自身のシーズン初戦で、ツアー本格参戦6季目となる松山英樹(26=LEXUS)が3バーディー、2ボギーの71で回り、首位と3打差の11位とまずまずのスタートを切った。68で回ったチェズ・リービー(36=米国)が単独首位に立ち、ダニー・ウィレット(31=英国)と金シウ(23=韓国)が1打差の2位につけた。

 松山の今季初戦は気温13度、風速20メートル以上の冷たい風が吹きつける悪条件の中で始まった。右手首と親指付近にテーピングを施していたものの、随所に精度の高いショットを見せ、不安を感じさせないラウンドだった。

 「凄く風も強くて、思うようなバーディーパットを打てなかったけど、その中でもいいパーパットが入ってくれたり、いいショットがたまにあったりと、いいスコアで回れたので良かったと思う」

 昨季最高順位の4位で終えた9月の最終戦から好調をキープ。4番で1・5メートルのバーディーパットを沈めると、9番パー5では3打目のアプローチがピンをかすめ1メートルに。これを楽々と沈めバーディー。12番でもスコアを伸ばすなど一時はトップに並んだ。だが15番で4・5メートルを外しボギー。18番でも4メートルのパーパットを決めきれず11位に後退した。それでも「みんなが(風に)苦しんだと思う。その中でいいプレーができたんじゃないかなと思います」と穏やかな表情で振り返った。

 昨季終了後、約1カ月は疲れを取ることに専念。「(体調は)凄くいい感じでできた」と話し、手首の状態についても「大丈夫です」と問題なしを強調する。ただ、2日目以降も強風が予想され、難しいコンディションになるのは確実。「凄く計算をするのが大変な風。明日どういう風になるか分からないけど、粘り強くいきたい」と気を引き締めた。

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