中田ジャパン、世界バレー最終戦、米国に敗れて6位に終わる 中田監督「勝って終わりたかった」

[ 2018年10月19日 16:45 ]

バレーボール女子世界選手権第14日・5位決定戦   日本1―3米国 ( 2018年10月19日    横浜アリーナ )

<日本・米国>第3セット、ブロックポイントを奪われ、天を仰ぐ古賀(左(2))ら日本代表(撮影・吉田 剛)
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 バレーボール女子の世界選手権は19日、横浜アリーナで5位決定戦が行われ、中田久美監督率いる世界ランキング6位の日本は前回覇者でリオ五輪銅メダルの同2位・米国と対戦し、1―3(23―25、16ー25、25―23、23―25)で敗れ、6位が確定した。

 第1セットは米国にリードされる苦しい展開だったが、中盤に日本が4連続得点で一時は同点に追いつく。しかしその後アメリカに、再び引き離されて23―25で落とした。

 第2セットも米国の一方的な展開となり、16ー25で落とした。

 第3セットになると日本がリードする展開だったが、2度目のテクニカルタイムアウト直前にアメリカに逆転を許す。しかし、日本は石井と新鍋の連続得点で再び逆転すると接戦となる展開を制して、25ー23で1セット奪い返した。

 第4セットは、序盤から一進一退の攻防の展開。しかし、1度目のテクニカルタイムアウト後に米国が6連続得点を奪い、一気に日本を突き放す。その後、日本は逆転することができず、23―25となり敗戦した。

 これにより米国の5位も確定。20日は3位決定戦と決勝が行われ、すべての順位が決定する。なお、3位決定戦はオランダ対中国、決勝はセルビア対イタリアの組み合わせとなっている。

 ▼中田久美監督の話 勝って終わりたかったが、選手たちのモチベーション維持が難しかった。サーブで崩されて、後手後手に回る試合展開になってしまった。

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