ウィンブルドン 来年からタイブレーク導入 最終セットで12―12となった場合に

[ 2018年10月19日 21:11 ]

 テニスの四大大会でウィンブルドン選手権の主催者は19日、来年から最終セットで12―12となった場合にタイブレーク(TB)を導入すると発表した。2010年大会で3日間に及ぶ11時間5分の史上最長試合(6―4、3―6、6―7、7―6、70―68)を制したジョン・イスナー(米国)らトップ選手からルール変更を望む声が出ていた。

 最終セットのTBは通常と同じ7点先取で、男女のシングルスとダブルス、混合ダブルスに適用する。四大大会では全米オープンのみ最終セットのTBを採用している。

 今年の男子シングルス準決勝でイスナーを最終セットの26―24で振り切ったケビン・アンダーソン(南アフリカ)が体に負担の大きい現行方式に苦言を呈し「四大大会全てにTBを導入しない理由が見当たらない」と訴えた。主催者は過去20年のデータ分析や選手の反応を踏まえ、試合日程や観客の観点からも「導入する時が来た」と判断したという。

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2018年10月19日のニュース