伊調 2年2カ月ぶり復帰戦へ切れ戻る、14日全日本女子OP

[ 2018年10月14日 05:30 ]

レスリングの伊調馨
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 五輪女子初の4連覇を達成したレスリングの伊調馨(34=ALSOK)がリオ五輪以来2年2カ月ぶりの復帰戦を迎える。14日に静岡・三島市民体育館で行われる全日本女子オープンの女子57キロ級に出場する。

 13日には監督会議と組み合わせ抽選に出席したALSOKの大橋正教監督は「リオ後に体力トレーニングをしていなかったので体力的には7割。ただし技の切れは抜群。さすが五輪4連覇」と太鼓判を押した。元強化本部長の栄和人氏によるパワハラ問題もあったが現役続行を決断。今大会で2位以内に入れば、来年の世界選手権代表の1次選考会となる12月の全日本選手権に出場できる。伊調は推薦出場も可能とあって今大会は初めての57キロ級と当日計量を経験するのが第一義。ただし大橋監督は「試合内容が自分のイメージとかけ離れていたら次のステップにはいけない」とも語った。姉の千春さん(37)や所属先の大応援団も来場予定の復帰戦が、五輪5連覇を目指す上での試金石となる。

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2018年10月14日のニュース