夢の島でスポーツデー、江東区の3人制プロバスケチームが指導

[ 2018年10月14日 05:30 ]

区立夢の島陸上競技場で行われた「こうとうこどもスポーツデー2018」
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 東京都江東区が主催する「こうとうこどもスポーツデー2018」が同区立夢の島競技場で行われた。区内の小学生を対象に様々なスポーツが体験できるイベントで、サッカーやかけっこトライアル、ソフトボール、ラグビー、ボール投げ、ボッチャ、車いすバスケットボール、3人制バスケットボールなど、東京2020オリンピック・パラリンピックの種目も実施された。

 イベントは6日に同区の“体育の日”として行われた。ゲストも多彩で、元プロ野球選手の高橋尚成氏、元サッカー日本代表の都並敏史氏ら豪華メンバーが参加する中、同区に今年誕生した3人制プロバスケットボールチーム「KOTO PHOENIX EXE」の下田悠介、佐山聖斗の2選手が講師として参加。子供たちにバスケットボールのほか、3人制バスケのルールなども教えた。3人制バスケ(3×3=スリー・バイ・スリー)は東京オリンピックの正式種目となり、また同区青海(あおみ)が競技会場となったことで、区内では盛り上がりを見せている。体験会に参加した子供たちは「バスケは楽しいし、3人制バスケを体育でもやりたい」「ボールが大きく、重いから思うように扱えない。プロ選手は本当に凄いと思う」「プロ選手に教えてもらえるなんてうれしい。僕もプロ選手になりたい」と競技の楽しみを笑顔で体感した。

 講師を務めた下田、佐山両選手は「子供たちの笑顔が本当にうれしかった。江東区を3×3バスケで盛り上げていくことが、結果として東京オリンピックを盛り上げることにつながると思うので頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 イベントに初参加した同チーム・オーナーの大坪孝行氏は「3×3バスケはまだマイナー競技かもしれませんが、Bリーガーも参入して、人気も注目も上がってきています。バスケットボールは世界で競技人口が一番多いスポーツですし、バスケットボールで江東区を、そして東京オリンピックを盛り上げたい。そして、区内の方や企業の方々とも連携して頑張っていきたいですね」と、新たな競技種目3×3バスケで地域活性・交流を図っていくという。

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