トヨタ自動車 競り勝ち決勝T決めた、ルーキー岡田が3トライ

[ 2018年10月14日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第6節第1日 ( 2018年10月13日    秩父宮ほか )

<NTTコミュニケーションズ・トヨタ自動車>前半、抜け出すトヨタ自動車・岡田
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 8試合が行われ、トヨタ自動車はNTTコムに38―36で競り勝ち、神戸製鋼は元ニュージーランド代表のSOダン・カーター(36)が7本のゴールキックをすべて決めるなど66―37で豊田自動織機に大勝した。この2チームに加え、サントリー、ヤマハ発動機、リコー、クボタが上位8チームによる決勝トーナメント(T)進出を決めた。既に決勝Tを決めているパナソニックは初黒星を喫した。

 トヨタ自動車は、目まぐるしく主導権が入れ替わる接戦で、岡田の3トライが物を言った。前半20分に1本目を奪うと、3点を追う同38分には逆サイドへの展開でSOクロニエの内側に走り込んでボールをもらい、力強く突破して逆転トライ。後半にも1トライを記録し「3トライを獲れたのは周りのおかげだが、そこに顔を出せたのはポジティブに捉えている」と相好を崩した。帝京大では主にCTBでプレーし、磨いた突破力をWTBで生かしている。首脳陣の期待も厚いルーキーは「今はWTBとしてまっとうしたい」とさらなる活躍を誓った。

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2018年10月14日のニュース