永山、笑顔なき銅 高藤に完敗「自分の組み手にさせてもらえなかった」

[ 2018年9月21日 05:30 ]

柔道・世界選手権第1日 ( 2018年9月20日    アゼルバイジャン・バクー )

表彰式後に、メダルを手に記念写真に納まる男子60キロ級で優勝した高藤(左)と同級で銅メダルの永山
Photo By 共同

 男子60キロ級で銅メダルを獲得しても、永山に笑顔はなかった。準決勝以外は危なげない勝ちっぷりを見せたが、東海大の先輩・高藤には「自分の組み手にさせてもらえなかった。凄く悔しい」と声を絞り出した。

 3回戦敗退の昨年は、帰国までの約1週間、精神的にも地獄の日々だった。2年連続で世界一への挑戦権を得たが、リベンジを果たせず。「高藤先輩に差をつけられたので、借りを返したい」と悔しそうだった。

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2018年9月21日のニュース