八角理事長 2差の大関・豪栄道に白鵬戦で「いい相撲を取ることが上につながる」

[ 2018年9月21日 20:03 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2018年9月21日    両国国技館 )

<秋場所13日目>鶴竜(左)を押し出しで破る豪栄道(撮影・郡司 修)
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 横綱対決で白鵬が稀勢の里を寄り切り、全勝を守った。あす14日目に豪栄道を破れば、5場所ぶり通算41度目の優勝が決まる。

 役員室でこの一番を見守った八角理事長は「相手に相撲を取らせない。(稀勢の里の)左差しを厳しく封じたよね。終盤戦で優勝争いをしている時の集中力はあるね。大事なところを知っている」と評した。一方、稀勢の里については「ただ左を差しにいくだけじゃ駄目。最初から攻められている。自分から攻めていない。優勝争いしている横綱とそうじゃない横綱の気力の差」と感想を述べた。

 今場所は8場所連続休場から、進退を懸けて土俵に復帰。苦しみながらも9勝を挙げ、何とか存在感を示している。今後については「(まず)体調を整えること」と注文した。

 また、豪栄道が鶴竜に勝って2差をキープ。あす横綱を倒せば、わずかながらも優勝の望みがつながる。「場所前から調子がいいからね。(白鵬戦で)いい相撲を取ることが、上(横綱昇進)があるわけだから。今場所だけじゃなく、来場所以降も」と奮起を期待していた、

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