阿部詩 日本人対決制し初出場初優勝、一二三と史上初の兄妹制覇

[ 2018年9月21日 23:19 ]

柔道の世界選手権女子52キロ級決勝で志々目愛を破って初優勝し、ガッツポーズで喜ぶ阿部詩

 柔道の世界選手権第2日は21日、アゼルバイジャンのバクーで行われ、女子52キロ級決勝で阿部詩(18=夙川学院高)が、2連覇を狙う志々目愛(24=了徳寺学園職)に延長の末に一本勝ちし、初出場初優勝した。阿部詩は全5試合を一本勝ちと圧倒的な強さを見せた。

 2年連続の日本勢対決となった決勝は延長にもつれ込む接戦となったが、阿部が内股で一本を奪い決着をつけた。

 男子66キロ級では阿部一二三(21=日体大)が決勝でエルラン・セリジャノフ(カザフスタン)を破り2連覇を果たし、妹の阿部詩と史上初の兄妹優勝を飾った。

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2018年9月21日のニュース