納谷 朝青龍の甥に敗れ負け越し 三段目陥落

[ 2018年9月21日 14:30 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2018年9月21日    両国国技館 )

<秋場所13日目>納谷(下)を首投げで破った豊昇龍(撮影・郡司 修)
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 大鵬の孫、幕下の納谷が負け越し、陥落が決まった。

 入門時からのライバル豊昇龍と3敗同士の崖っぷち対決。左を差して、相手の右を抱えながら押し込んだものの、うまく体を入れ替えられ首投げをくらって土俵にバッタリ。

 「前に出ようと思いましたが、上半身だけの攻めになった。勝たなきゃいけないところを勝てなかったことが負け越した理由だと思います」と悔しさをにじませた。

 初めて幕下で迎えた今場所は、腰高になるところや脇の甘さを突かれて苦戦を強いられた。番付の壁を実感させられることになり、来場所は再び三段目から巻き返しに挑む。

 「もっと力を出せたかなと思いますが、出せなかったのは気持ち(の問題)ですかね。しっかり自分の体を生かして前に出る相撲を心掛けたい。自分でちゃんと(現実を)受け止めて負け越すことがないように」と話した。

 一方、勝った豊昇龍は「やっと勝ち越してうれしいです。(納谷には)前相撲で負けて次ぎは勝ちますと言ってきましたから。(納谷に勝っての勝ち越しは)うれしいです」と声を弾ませていた。

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