常幸龍 3年ぶり十両での給金に目頭赤く…復活の逆転優勝の可能性も

[ 2018年9月21日 15:34 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2018年9月21日    両国国技館 )

 2016年夏場所以来、約2年ぶりに十両に復帰した東14枚目の常幸龍(30=木瀬部屋)が豪風をはたき込んで勝ち越した。

 一時は三段目まで落ち2年以上、幕下以下で過ごした。2015年九州場所以来の十両での給金に、目頭を少し赤くした。「久しぶりの関取として勝ち越した。よかった。ほっとしました」

 12日の水戸龍戦は完敗。「勝ちたいし、体が硬くなった。(13日目は)思い切ってやろうと」。気持ちを切り替えて、白星につなげた。

 十両は混戦で、首位ともまだ1差。優勝の可能性も残している。「2日残して勝ち越して、気持ちが楽になった」。肩の荷が下りて力を出し切れば、復活の逆転優勝もありうる。

続きを表示

2018年9月21日のニュース