錦織、ストレート完勝で初戦突破!世界50位マルテラーを寄せ付けず「いいスタートが切れた」

[ 2018年8月29日 09:31 ]

男子シングルス1回戦 マクシミリアン・マルテラーを破り声援に応える錦織圭
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 テニスの全米オープン第2日は28日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス1回戦で、2年ぶり出場となる第21シードの錦織圭(28=日清食品)は世界50位のマクシミリアン・マルテラー(23=ドイツ)と対戦。6―2、6―2、6―3のストレートで快勝した。2回戦ではガエル・モンフィス(31=フランス)と対戦する。

 マルテラーと初対戦となった錦織は第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、相手のミスもあって第3ゲームもブレークして4ゲームを連取。その後も錦織が優位に試合を進め、第8ゲームをラブゲームでキープして、6―2で第1セットを先取した。

 第2セットも第5、第7ゲームをブレークし4ゲーム連取して波に乗ると、第8ゲームはラブゲームでキープして2セット連取。ドイツの新鋭を相手にブレークポイントを一度も与えずに第3セットも6―3でものにし、安定した試合運びで快勝した。

 錦織は試合後、「内容が良かったのでいいスタートが切れた。しっかり前に入ってフォアも打てたし、バックもフラットでいいところに入った。納得がいかない場面も何回かはあったが、最後まで集中を保てた。(2回戦へ)今日いい試合ができたのでこの調子でやっていきたい」とコメントした。

 マルテラーは1メートル91と長身の左利き。昨年11月に初のトップ100入りを果たすと、6月の全仏オープンでは4大大会初の16強入りした。

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