楢崎智、金視界!1位で決勝 複合予選も疲れなし「体力ついた」

[ 2018年8月26日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会第8日 ( 2018年8月25日 )

男子クライミング複合予選、リードで壁を登り切り、手を振る楢崎智
Photo By 共同

 金メダルへ視界良好だ。スポーツクライミング複合予選は最終種目のリードが行われ、男子は3分1秒の完登で1位となった楢崎智(TEAM au)が総合1位、藤井(同)がリード2位で総合4位に入り、上位6人が進む26日の決勝へ駒を進めた。スピード6位、ボルダリング1位と圧倒的な強さを見せた楢崎智は「アジアの大会にしては壁が長く、得意(なタイプ)だった」としてやったりの表情を見せた。

 複合で争われる20年東京五輪を見据えて6月に新設されたジャパンカップでも初代王者に。短時間で全3種目をこなすタフさを痛感し、毎日3種目の練習を行い持久力を磨いてきた。「以前は毎日3種目をやると疲れて動きが悪くなったが、今は違う。体力が付いた」と実感する。

 決勝は3種目で最も不得意なスピードで「3位以内に入れば」と頂点へのプランを練る。初代アジア王者から東京五輪王者へ、楢崎智の視界にVルートが入った。

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2018年8月26日のニュース