山口のメダル確定 アジア大会バド女子単、団体戦の雪辱 金へ「100%の力を」

[ 2018年8月26日 20:20 ]

アジア大会バドミントン女子シングルス準々決勝 プレーする山口
Photo By 共同

 ジャカルタ・アジア大会バドミントン女子シングルス準々決勝が26日にあり、世界ランキング2位の山口茜(21=再春館製薬所)が中国の陳雨菲にストレート勝ちし、この種目日本勢2大会ぶりのメダルを確定させた。3位決定戦がないため、銅メダル以上が決まった。

 世界ランキング5位の相手とは通算7勝3敗と優勢ながら、優勝した団体戦決勝では2―0で敗れていた。この日はフットワークが軽く、第1ゲームを21―19で競り勝つと、第2ゲームは21―11と圧倒した。

 「第2ゲームは相手が疲れていてジャッジミスのラッキーもあった。第1ゲームの最後、競ったところで取り切れたのが勝因」

 団体戦は全3試合で敗れていた。それだけに、メダル獲得にも表情を緩めることはない。

 「メダルを取れたことはすごくうれしいですけど。団体戦から個人に移って、そういう(メダル)ことを意識できる状況ではなかった。メダルが取れたとか、メダルの色とかを気にしすぎず、100%の力を出せるようにがんばりたい」

 この日、奥原がベスト8で敗戦し、女子最後の砦になった。この種目、日本勢初の大会制覇まであと2つ。日本人初の世界ランク1位になった実力者が、栄冠に挑む。

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2018年8月26日のニュース