稀勢 最終日土俵上がらずも「いい稽古ができたと思う」

[ 2018年8月26日 05:30 ]

雲龍型の横綱土俵入りを披露した稀勢の里
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 大相撲の夏巡業は25日、埼玉県春日部市で行われた。関取衆の稽古は、この日で最後。8場所連続休場中の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は、土俵に上がらず基本運動で終えた。巡業の手応えについて「まあまあじゃないか。いい稽古ができたと思う。いろんな力士とできた」と振り返った。

 6日の長野県下諏訪町から相撲を取る稽古を再開し、関脇・御嶽海ら6人と、計114番取って96勝18敗。「番数、番数と言うが、四股やすり足、腰を割ったりするのも大事。(それらが)終盤にしっくりきた。そうなれば、土俵の上でも良くなる」と基本運動との相乗効果を口にした。「引き続き(初日までの)2週間やっていけば、面白いと思う」。進退の懸かる秋場所(9月9日初日、両国国技館)を前に自らに期待を懸けた。

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2018年8月26日のニュース