錦織 全米OPへ無欲で「きっかけ待ち」 前哨戦不振は「サーフェス」相性

[ 2018年8月26日 05:30 ]

会場で初練習を行った錦織圭
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 27日開幕の全米オープンに向け、錦織圭(28=日清食品)は人事を尽くして天命を待つ。24日、ニューヨークの大会会場で取材に応じ、「今はきっかけ待ち。自分は精いっぱい、毎日100%でやるしかない」と語った。

 早期敗退が続いた前哨戦の不振について、錦織がまず理由に挙げたのは「自分はサーフェスの問題と思っている」というもの。同じハードでも大会ごとに異なるコート特性を第一の理由に挙げ、深刻には捉えていない。「やることをやっていれば、どこかでタイミングは来る」と語り、「それが今大会であればベストだが焦りすぎるのはよくない」とどっしり。錦織が求める「きっかけ」は無欲でいてこそ手に入る部分もある。

 4月のマスターズ大会では、初戦で強豪ベルディハ(チェコ)を破ったことで「少しずつ増える1つ目の自信」をつかみ予想外の準優勝。14年の今大会も直前の足の手術から決勝まで勝ち進んだ。第2日予定の1回戦まで、今は慌てず騒がずに牙を研ぐ。

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2018年8月26日のニュース