田中華絵9位 靴紐ほどけ100M近く遅れる 再び1位グループ合流も力尽きる

[ 2018年8月26日 11:35 ]

 ジャカルタ・アジア大会の陸上女子マラソンが26日に行われ、田中華絵(28=資生堂)は左の靴紐がほどけるアクシデントもあり、2時間42分35秒で9位に終わった。

 先頭集団でレースを進めた15キロにさしかかる前に、突然しゃがみ込んだ。靴紐を結び直したため、100メートル近く遅れを取って、再び1位グループに合流した。その後、2時間34分51秒で優勝したチェリモ(バーレーン)の25キロ付近でのスパートには反応できず。2位集団でレースを続けた野上とは対象的に、上位争いに加われなかった。

 「こういう経験は初めて。気をつけないと行けない。凡ミス。そういうところを見せて恥ずかしいです」

 予想しなかった靴紐ハプニングを反省した。心配された暑さについてはそこまでのダメージがなかったようで、「(給水で)飲み物も冷やしてもらい、氷も出してもらってすごく助かった」とスタッフへの感謝を口にした。

 調整段階から「心と体が一致しなかった」と話し、自信を持ってスタートに立てなかったことを、目を赤くしながら悔やんだ。今後は「実力が足りていない。(2時間)25分切りを出せるようにしたい」と、自己記録2時間27分40秒の更新を誓った。

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2018年8月26日のニュース