野口啓代 スポーツクライミング複合で金メダルを獲得

[ 2018年8月26日 14:38 ]

第18回アジア大会第9日 スピードクライミング複合女子決勝 ( 2018年8月26日    インドネシア・ジャカルタ、パレンバン )

ジャカルタ・アジア大会、スポーツクライミング複合女子で金メダルを獲得した野口啓代(AP)
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 ジャカルタ・アジア大会で26日、今大会初採用のスポーツクライミング複合の女子決勝が行われ、日本の野口啓代(29=TEAM au)がスピード6位、ボルダリング1位、リード2位で総合1位となり、金メダルを獲得した。伊藤ふたば(16=同)は4位だった。

 決勝は予選の上位6人で争われ、野口は3種目で最も不得意なスピードで6位と出遅れた。しかし続くボルダリングでは、6人で唯一4つの課題を完登。最終種目のリードでも2位に入った。伊藤はスピード4位、ボルダリング2位、リード4位だった。

 スポーツクライミング複合は20年東京五輪でも採用される新種目。野口は五輪に向けて複合強化のために新設された今年6月のジャパンカップでも初代女王に輝いていた。順位は3種目の順位を掛け算してポイントを算出し、ポイントが小さい方から上位となる。

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