“最強女子大生”宮原美穂、ラストチャンスでV「世界一を取りたい」

[ 2018年7月22日 16:17 ]

空手 世界大学選手権 女子50キロ級 ( 2018年7月22日    神戸市中央体育館 )

世界大学空手選手権女子50キロ級で優勝した宮原美穂(左から2人目)は表彰台で喜びを見せた
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 2020年東京五輪の星、空手の宮原美穂(21=帝京大)が2年後に弾みを付ける優勝をした。世界大学選手権最終日が22日に神戸市中央体育館で行われ、女子50キロ級を制した。

 決勝は台湾選手と対戦。残り25秒。狙っていた右の突きを入れ、2―1で競り勝った。大学4年の最強女子大生は、「前回大会は決勝で負けた。ラストチャンスで優勝できてホッとしているという気持ちが1番大きいです」と喜びをかみしめた。

 15日までヨルダンで行われたアジア選手権で優勝したばかり。16日に帰国してその翌日に神戸入りし、大会に臨んだ。国際大会2勝の濃密な2週間を過ごした世界ランキング2位の軽量級のエースは、「世界一を取りたい」と11月の世界選手権(スペイン)に目を向けた。

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2018年7月22日のニュース