御嶽海、学生時代の恩師が祝福の声「まさかこんなに早く」

[ 2018年7月22日 05:30 ]

大相撲名古屋場所14日目   ○御嶽海―栃煌山● ( 2018年7月21日    ドルフィンズアリーナ )

初優勝を飾り、笑顔で鯛を掲げる御嶽海(撮影・椎名 航)
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 御嶽海の初優勝にかつての指導者も大喜びした。長野県木曽町の福島中で指導した安藤均さんは「三役になった後に“次は優勝だな”と冗談で声を掛けたけれど、まさかこんなに早く実現するとは」と笑顔。中学時代に「対戦相手は前に出てこられるのが一番嫌。細かい技ではなく、とにかく前に出ることを教えた」と突き押し相撲の原点を叩き込んだ。安藤さんは体育教師。器械体操やバスケットボールの授業も印象に残っているといい「器械体操はバック転を教えたらすぐにマスターした」と懐かしんだ。

 木曽青峰高で指導した尾羽林(おばばやし)英樹さんも「身体能力はずばぬけていた」と話す。体の大きい生徒が苦手な山登りや木登りの実習も難なくこなしたという。「次は大関、横綱と期待されるだろうけど、ケガだけには気をつけてできるだけ長く現役を続けてほしい」とエールを送った。

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2018年7月22日のニュース