レブロン・ジェームズの壁画に落書き ロサンゼルス市内で相次ぐレジスタンス運動?

[ 2018年7月22日 17:20 ]

キャバリアーズからレイカーズに移籍したジェームズ(AP)
Photo By AP

 NBAキャバリアーズからレイカーズに移籍したレブロン・ジェームズ(33)を巡り、レイカーズの地元ロサンゼルスで不穏な?動きが目立ってきた。

 スポーツ専門局のESPNが報じているもので、レイカーズのファンでアーティストのグスタボ・ザーメーニョ氏がジェームズをモチーフにした壁画を製作。しかし20日になってジェームズの部分だけ白いペンキがかけられ、21日に修復作業を強いられた。

 この壁画はレイカーズが使用してきた2つのアリーナ、「ザ・グレート・ウエスタン・フォーラム」と「ステイプルズ・センター」の屋根の上に、マジック・ジョンソンやコービー・ブライアント、シャキール・オニールといったレイカーズのかつてのスーパースターが描かれているもので、その“OBたち”をレイカーズのユニフォームを着たジェームズが見上げる構図になっている。

 ESPNによれば5日間、計45時間をかけて描き上げたザーメーニョ氏は「レイカーズにとってはここ5、6年でもっともポジティブな出来事だっただけに驚いている。なぜこんなことになるのか理解できない」と怒りのコメント。ロサンゼルス市内では今月初めにもレストランに描かれたジェームズの壁画に「お前は必要ない」「NO・KING」「3―6(ジェームズのファイナルでのシリーズ成績)」と言った落書きがあったばかりで、今オフ最大の移籍と言われたジェームズのレイカーズ入りは、多くの地元ファンが歓迎の意を示す一方で、ネガティブな波紋も広がっているる。

続きを表示

この記事のフォト

2018年7月22日のニュース